羽生田ブログをご覧の皆さまこんにちは  開発課の白川です。

三寒四温の続くこの頃ですが、皆さまは体調など崩されておりませんか?

さて、今回は三寒四温どころか上は120℃から下は-150℃くらいの宇宙のお話です。


先日のブログで弊社マグロさんより 紹介がありましたが、

H-Aロケットで打ち上げ予定の人工衛星『GPM』のピギーパックとして宇宙に

送り出されます、信州大学さまの『可視光通信実験衛星』に、我々羽生田鉄工所も

協力させていただけることとなりました。

今回の相乗り衛星を少しご紹介させて頂きますと、40僖ラスの超小型衛星に分類されるものです。


実際に宇宙で行うミッションとしては人の目に見える光による宇宙ー地上間での

『可視光通信』を目指して鋭意開発中です。

信大衛星モック2

 提供:信州大学 中島・酒匂研究室


う〜ん。。。

可視光通信って、、、あまり聞き慣れませんよね。


みなさんも携帯電話の番号やカメラで撮った写真を、赤外線通信機能を使って

お友達に教えたことはありませんか? 

あの携帯電話の赤外線発信部と受信部  を近づけて、、、送信 ぽちっとな


って番号や写真を送った事あるかと思います。



ここで使われている赤外線って読んで字の如し、赤色の外側の波長を使っているん

ですよね。 人の目ではみられない色の光を使っているんです。


ということはですよ。

普段 私達に見えている光にも、携帯電話の番号や写真のような

情報を乗せて送ることができるんですね

す、すごい・・・


それを宇宙と地上で通信実験しようという先進的な人工衛星なんです。

う〜ん。そんなすごいことに参加させていただけるなんて素敵ですね。

そしてわれわれ羽生田鉄工所が協力させていただくのは、人工衛星の番外側で

太陽電池を支え、中の機器を守る側面パネルをCFRPにて製作させていただくことになりました。



P2201343

 信州大学ものづくり振興会 様主催  信州大学ものづくり振興会 技術講演会にて


な〜んだ、ただの板なんでしょ なんて思ってもらっては困ります。

打上げ時の振動や音響、ロケットから切り離される瞬間の衝撃、またミッションを

行う宇宙環境に耐えられるなどなど。 幾多の条件をクリアしないとは出ません。

それだけ宇宙って厳しいんですよね

運用終了まで耐えられるものを制作するために信州大学の学生さまと現在

一生懸命進めております。


ここで培った技術は我々の製品にフィードバックされていきます。

確かな技術で世界へ。

新たな躍進で宇宙へ。

よりよいものを皆さまに提供できるよう努力していきます。


そして、この人工衛星が打ちあがったら夜空に1つ光る星が増えることとなります。

その光を支えるたくさんの人の頑張りがあって

その光にはたくさんのメッセージが乗せられていることを思いながら星空を見上げて

いただければと思います。



以上 開発課 白川 でした。