またまた研究開発室の松峯です。
そしてまたまた,はやぶさ2と相乗りした「しんえん2」の記事です。

今回は,しんえん2の構体作成時のことについて書こうと思ったのですが・・・・なんと昨日
地球の約50万先の地点でしんえん2が発したデータの受信が確認されたそうです! 
朝日新聞12月5日の記事
 
大学や企業といった民間レベルでの,深宇宙でのアマチュア無線によるデータ通信の成功は世界初です!おめでとうございます!ということで,しんえん2の炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)構体の成形についてはまた後日・・・・
いやぁ・・・ここまで,驚きと喜びの連続でした。

今年9月に奥山先生が衛星構体がお披露目され・・・・

時事ドットコムWS000000
                                    出典:時事ドットコム(2014/9/20)

12月3日にはやぶさ2とともに種子島より打ち上がり・・・・

打上WS000001
               出典:朝日新聞デジタル

同日,しんえん2の分離が成功し・・・・

しんえん2分離WS000002
                                         出典:(C)JAXA

そして通信成功ですよ奥さん!

しかし「しんえん2」のお仕事は始まったばかり・・・・地球から300万キロまで実験は行われます.私も負けてはいられません! 
さらなるオートクレーブの高性能化も急がなければっ!