長野県産業教育研究会の進路研究会が11月24日(火)午後、中野立志舘高校において行われました。
弊社社長の羽生田豪太氏が「企業と高校の連携教育について」という演題で講演を行いました。
今回は商業科の先生が中心のセミナーでしたが、長らく機械部顧問の宮原先生と懇意にさせていただいている縁もあって、今回お引き受けすることとなりました。

私ども羽生田鉄工所は工場だけなら約1/3、事務所を含めても1/4位は立志舘(旧中野実業)の卒業生で占められております。
中でも機械科(系)の出身者は多く、宮原先生の教え子も沢山在職しております。

今回の講演は、羽生田ブログでもしばしばお伝えしていますが、
6年ほど前から立志舘の生徒さんが関東甲信越高校生溶接コンクールに出場することとなった折に、溶接指導をしてほしいという宮原先生の依頼を受け、
当時、技能五輪出場を控え溶接に燃えていた坂田亨君(卒業生)を派遣したことが始まりで、その後、現在まで連綿と続いている次第です。
成績の方も指導の甲斐あって徐々に上昇し
今回の第6回大会ではついに100点満点で小林君が最優秀賞に輝くといった快挙に結びつきました。
もちろん、弊社の側でもこうして溶接に目覚めた有望な若者が高い目標をもって当社を志望してくれるようになり、優勝した小林君も当社に入社してくれることとなりました。

長年続けてきた甲斐あって、現在ではwin-winの関係ともいうべき、非常に良好な関係性をもたせて頂いております。
そして、入社してくれた人が、次にまた指導に伺うといった素晴らしい循環ができたのです。

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やる気に満ちた生徒、情熱溢れる教師、そして受け入れ側の企業の度量、これらが相まって、非常に良い関係性が生まれていることなどを発表させていただきました。
今の時代、目的意識をはっきり持って入社してくれる若者がいることは、本当にありがたいことと思っております。
今後もぜひ継続していければと考えています。